1947-07-25 第1回国会 衆議院 本会議 第17号
われわれは、昨年の春におきまして、強権発動のあらしの中に苦しんできたのでありますが、あの強権発動が、実は地主保有米をとるためのげたばき供出のために行われてきたという事実を多く知つておりまするときに、今回の天降り割当供出というものが、またしても貧農層の場面におきまして、まず第一に供出不振の障害にぶつつかりまして、それ以外の人たちに不当な食糧をもたせるという結果になると考えますときに、一日も早くこの供出制度
われわれは、昨年の春におきまして、強権発動のあらしの中に苦しんできたのでありますが、あの強権発動が、実は地主保有米をとるためのげたばき供出のために行われてきたという事実を多く知つておりまするときに、今回の天降り割当供出というものが、またしても貧農層の場面におきまして、まず第一に供出不振の障害にぶつつかりまして、それ以外の人たちに不当な食糧をもたせるという結果になると考えますときに、一日も早くこの供出制度
かかるとき、政府は農民に対して、從來の農奴的價格、天降り割当供出では足りぬので、作付の割当をなさんとしておるのでありますが、苦しいときの神頼み式で、米をつくらせ、出させ、安い食糧が輸入されたときに、いかなる対策をもたるるか。諸君並びに政府にお伺いいたしたいのであります。 私は、この際多少の不利を忍んでも、國内生産に食糧を求むべきであると思うのであります。